SEOといえばこれまでキーワード「●●●●」をたくさん使ってとか、
「●●●●」の含有率は何%以上にしろだとか、

という手法がスタンダードでしたが、もう通用しなくなって今度は「ユーザーのための…」だとか、
文字数4000文字以上だとか、
100記事いれろだとか、

そして「コンテンツマーケティング」「コンテンツSEO」などという曖昧な言葉が台頭してきました。

そして皆「良いコンテンツ」を作りなさいと言い出します。

「良いコンテンツ」って何だろうか。

僕が現場のSEOをやってきたりマーケティング業務を行う中で肌で感じる「良いコンテンツ」とは、言い換えるとすなわち「検索意図に合っているコンテンツ」もしくは「検索キーワードに対するアンサー」です。
同様にもう一つ大事なことは「サイトの全体設計」です。

SEOはページ単位(コンテンツ単位)で考える設計と、ドメイン全体(サイト全体)で考える必要があると思います。

皆さんは独自のSEOの勝ちパターンというものをお持ちでしょうが、今日は僕のSEO的「検索意図」の読み取り方を紹介してみます。

「検索意図を理解出来る」などおこがましい

検索意図の探り方の解説はしますが、初めに言っておくと検索意図を100%正しく理解することは不可能に近いのと、正解がないので答え合わせも難しいです。
強いて言うなら検索結果で狙ったキーワードで1位を3か月連続取った時くらいでしょうか。

検索意図は100%理解出来るなどという過信はせず、常に読み手の顔を思い浮かべてコンテンツ作りをし続けてください。

では、具体的な検索意図の読み取り方の技法を解説していきます。

検索結果上位がユーザーの求める答えに最も近い

Googleの検索結果が万能とは言いません。

しかし、僕らのような一個人が勝手に想像するよりはるかに答えに近づいていると言えます。
さらにその精度は日々高まっています。

シークレットモードで検索して検索意図をチェック

secretモード

キーワードで検索しする際はchrome等のブラウザのシークレットモードを使うようにしましょう。
シークレットモードを使用しないと自分用にカスタムされた検索結果が表示されてしまいナチュラルな検索結果とは言えません。

chromeであればシークレットモードは「Ctrl」+「Shift」+「N」で立ち上がります。

※シークレットモードでもロケーションなど一部の情報は残ってしまうので完璧にナチュラルではないです。

例)「札幌 居酒屋」

「札幌 居酒屋」という検索キーワードでSEO対策を行いたいとき、上位化させるためには「札幌 居酒屋」と検索してきた人のなるべく多くが求める答えが必要です。

実際に検索してみたところ僕の環境だと

  1. 札幌(札幌駅・大通)の居酒屋一覧(ホットペッパーグルメ)
  2. 札幌市 居酒屋ランキング(食べログ)
  3. 札幌市 居酒屋おすすめ(食べログ)
  4. 札幌のウマい居酒屋20選(retty)
  5. 札幌駅 居酒屋 おすすめ情報(ぐるなび)
  6. 札幌グルメなら居酒屋がおすすめ(icotto)
  7. 札幌地元民が通う…居酒屋がおすすめ(icotto)
  8. 札幌駅周辺のグルメ・レストラン情報(ヒトサラ)
  9. とある居酒屋公式HP

結果は上位10サイト中9サイトが居酒屋一覧でした。

まあ当然検索結果はそんなもんでしょ?

と思われるかもしれません。

たしかに当然の検索結果にも思えますが、これは検索意図が分かりやすい例です。

もし検索意図という考え方を無視した場合「札幌 居酒屋」と検索したら「札幌で人気の居酒屋のサイト」が出てくると思いませんか?

これはある種勝手に「札幌 居酒屋」+「おすすめ」が付け足されているのです。

その根拠に「札幌 居酒屋 おすすめ」と検索しても少しの順位前後はあるものの、「札幌 居酒屋」と同じような検索結果でした。

さらに「札幌 居酒屋 ランキング」も似たような感じでした。

自分の頭だけで考えると「札幌 居酒屋」の検索意図は色々ありそうに思えますが、上記のことから「札幌でどこか良い居酒屋に行きたいから探している」ということが窺えます。
(もちろん、ホットペッパーなどのドメインパワーがあるからという要因も大いに関係しますが…)

つまり、「札幌 居酒屋」で検索上位を狙うには単純に考えても対策ページを「札幌市の中心部の居酒屋情報を網羅した一覧ページ」にすることが現実的というわけです。

KANKAN

裏をかく感じで、差別化や個性を出して上位化することもありますが、再現性が低くセオリーではありません。個性があっても検索意図を大きく外さないことです

もっと詳しく検索意図を探るのであれば、「札幌で居酒屋を探してるのは地元民なのか観光客なのか半々なのか」ということまで考えていくべきです。

読者の皆さんには簡単すぎる例だったかもしれませんが、検索意図を見誤らないために実際に検索してみるということは必須であると覚えておいてください。

連想する

データには表れてこないことですが、「連想」する事もやってみてください。

例えば、「失業保険 もらい方」なんて検索キーワードがあったとしたら

例)
「失業保険 もらい方」

(ということは退職検討中?)
「退職時の手続き」を説明するコンテンツを置いたり

「次の転職先を見つける方法」コンテンツを置いたり

と検索に対するアンサーはメインに一緒に読まれそうなセクションやら内部リンクを置いてユーザー満足度を高めることもSEOに好影響です。

ユーザーを失望させて検索結果のページにブラウザバックさせないことを念頭に置いて考えると単純なアンサーだけでは不十分な場合もあるのでデータには表れない部分の連想のセンスが必要です。

センスと一言で片づけてしまうと再現性が無いように思えますが、検索者の立場に立って、検索者の顔を思い浮かべて記事やコンテンツを作ることが結局のところSEO成功の秘訣です。

乱暴なSEOはあまり意味がない

リンクSEOや露骨な文字数詰め込みで検索順位が1位なる場合も実際に見たことがあります。

しかし、一瞬1位になるだけでユーザーが読んでみて満足度が低ければ順位は下降します。
これは実際にさまざまなキーワードでSEOをやってきて肌で感じることですが、検索エンジンを騙すような手法は長続きしません。

それに、SEO業者に依頼するコストをかけて上位化しても維持するコストも高いです。
どうせなら二度と競合が追い付けないくらいページを作りこむほうが時間的にも金銭的にもメリットしかないです。

別にリンクSEOなどブラックハットSEOのすべてを否定する気も無いのですが、どんな施策をするにしても「ふさわしい器」となるサイトが必要です。

ブラックホワイトの線引きには意味はないですが、このような裏技SEOしかしないようなライバルを一気に蹴落とすチャンスでもあるので、今回説明した「検索意図」というものを改めて考え直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。