シミラー画面
シミラーウェブと言えば、SimilarWeb Japan株式会社という日本の法人オフィスが開設されたと私の元に案内が届きました。
日本マーケットを重視しているイスラエル製WEBマーケティングツールであるシミラーウェブの無料版を使って競合調査を実演してみます。

この「WEBツールズ」のサイトを仮想競合サイトと見立てて進めていきます。

無料のシミラーウェブについては過去にも記事を書きました。


その前にシミラーウェブを日本語化しておきましょう

初期状態では英語表示になっている場合があるので、日本語にすることも出来ます。

シミラーウェブにログインした状態で画面右上のアカウントアイコンをクリックします。
アカウントアイコン

登録してあるメールアドレスや氏名の情報が確認でき、一番下に言語を選択するところがあるので、日本語など希望の言語を選択してください。
日本語

使い方は1つ。考え方は多様なシミラーウェブ

WEBサイトを分析するための操作自体は1つしかなく、とても簡単ですが、重要なのは得られた情報をマーケティングや分析にどう活かしていくかです。

シミラーウェブで競合(もしくは自社)サイトのデータを得る方法

検索

使い方はいたってシンプルです。

シミラーウェブにログインした状態で、画面上部にある「検索」窓に調べたい競合サイトや自社サイトのURLを入力するだけです。
期間も指定できます。
無料版では制限があって使えないですが、有料版であれば言語指定も可能です。

ちょっとした注意点として以下のことに留意してください。

  • wwwの有り無しはどっちも無しで認識
  • その他のサブドメインは認識される
  • HTTPSのSSLは認識されない
  • ページ指定で調査できない(サイト単位)

ですので、「競合ページ」の調査ではなく、「競合サイト」の調査という認識で利用しましょう。

競合サイトのデータの「どこを見るか?」

情報が表示されたら、主にどのデータに注目すべきでしょうか。

競合分析で役に立つ、注視すべき箇所を紹介します。

ウェブサイトのオーディエンスでざっくり流入量を把握

ウェブサイトのオーディエンス

ざっくりトラフィック量や滞在時間が確認できますが、ここはざっくりという理解にとどめておくべきです。
Googleアナリティクスなどの高度なアクセス解析ツールとは結構なずれがあるので、「だいたいこれくらいか」くらいの理解にとどめておくと良いでしょう。

また、シミラーウェブの全般に言えることですが、あまりアクセス数の少ないサイトの調査をするのには向いていないようです。
出来れば月間1万アクセス以上のサイトの分析に使用しないと現実とずれがさらに広がってしまうようです。

マーケティングミックスのチャネル概要

マーケティングミックスチャネル分析

調べたサイトの流入元が検索エンジンの自然検索なのか、ソーシャル経由なのか、ダイレクトなのか有料広告なのか、それぞれの割合を調べることが可能です。

これは手軽にできる分析としては有能で、
「このサイトはソーシャルに力を入れていたのか」
「オーガニックじゃなくてディスプレイ広告がメインか」

など自サイトに足りない流入経路を簡単に見つける手掛かりになります。

Web集客は検索エンジンの自然検索しかないのだと勘違いしないでSEO以外の集客にも目を向けるきっかけになります。

ライバルサイトがソーシャルに取り組んでいた場合は目を背けずに、戦略的にソーシャルに取り組むべきです。
参入が遅れてしまうと差は広がっていくばかりです。

検索分析でどんなキーワードで人気があるサイトなのか調べる

検索分析

「検索」項目を見ればどのようなフレーズやキーワードで検索され、アクセス数を作っているかが分かります。
また、自然検索とリスティングでの流入の割合も把握できます。

シミラーウェブの無料版でもざっくりライバルの戦略が見えてくる

上記で紹介してきた注目ポイントはライバルサイトのドメイン名を入力するだけで瞬時に取得できるので、競合サイトが複数あってもサクサク調査を進められます。

また、度のサイトが競合サイトなのかを調べるという意図でも十分機能しそうですね。

シミラーウェブが得意なこと

いくつかのサイトのトラフィックの状況を多少おおざっぱな数値でもサクサク表示してくれるところです。
また、オーガニックの分析のツールはほかにもありますが、ソーシャルと広告の分析にも強いところが良いですね。

憶測で語っていたようなところを素早くデータとして出してくれるので時間短縮にも貢献しました。

シミラーウェブが苦手なこと

一つのサイトを丸裸にして、詳細まで分析することには向いていません。

ページ単位でキーワードやHTMLを事細かに解析して、さらにそれを1-10位の統計情報と比較するなんていう徹底した詳細調査はオロパス社の「パスカル」のほうが向いています。

あと、アクセス数の少ないサイトや運用履歴が短い若いサイトはデータが少なくシミラーでは上手に情報を参照できないというデメリットがありますが、サイト規模が大きい場合は情報のズレの傾向が小さくなっていくようです。

無料版シミラーウェブのアカウントを用意しておくと便利!

「このサイトどうですか?」

と急に聞かれても返答に困らないようにシミラーウェブを常備しておくと良いでしょう。

シミラーウェブがあれば会社や営業先で唐突な質問を受けても根拠のある返答が出来るようになりますね。

アフィリエイターやWEBディレクター、マーケッターはブックマークにシミラーウェブを忍ばせておけば何かと安心できそうです。