被リンクやトラフィック、競合調査に活用できるAhrefs社製のツールである「ahrefs.com(エイチレフス)」について紹介します。
今回は主に被リンク(バックリンク)のahrefsを利用した調査方法について解説します。

日本では「株式会社フルスピード」がオフィシャルパートナーとなっており、日本国内で販売サポートを行っています。

ahrefs(エイチレフス)
https://ahrefs.com/ (※外部リンク)

ahrefsについてもう少し

ahrefsの被リンク調査の解説をする前にもう少しahrefsについて話します。

無料で使えるの?有料なの?

基本有料(14日間無料トライアルあり)のツールです。

料金については「スタンダードコース」(一番契約数が多いと思われる)で約2万円/月ほどです。
他にももっと安価なプランや高価なプランも存在しますが、料金体系についてはahrefs.jpを参考にされることをお勧めします。

ahrefsの価格

http://ahrefs.jp/

では、ahrefsを使った被リンク調査方法について解説していきます。

KANKAN

決して安くはないツールなので、気軽ではないな


SEO博士SEO博士

SEO業者なら必須ツールですな。あとアフィリエイターも導入すると使える場面が多いぞ。

ahrefsで自サイトもライバルサイトも丸裸に

ahrefsはいくつか機能がある中の「サイトエクスプローラー」という個所に調べたいサイトの「ドメイン名」「URL」を入力して調査します。

ドメイン名だけでも調査可能ですが、「www.」や「https」の有無で別のURLとみる仕様なので、可能であれば運用URLを入力するようにしましょう。

ahrefsでドメイン入力

被リンクを調べたいサイトは自サイトであっても、競合サイトであっても構いません。
URLかドメイン名が判明して入れば、調査を開始することが出来ます。

一般的な用途としては

  1. 自社の被リンク分析ツールとして
  2. 競合サイトの被リンク状況調査に

上記のように使用されることが多いです。

被リンク調査で注視すべき箇所

被リンクを調査したい場合、調べたいURLを入力、調査開始後まずは「被リンクのプロフィール>被リンク」のページへ遷移します。

すると、被リンクの一覧が表示されます。
言語別、プラットフォーム別、ドメインごとなど表示を変更することも可能ですが、被リンクのチェックであればよほど膨大でない限りこのままチェックすることが出来るでしょう。

被リンクの一覧が出ました。
※数によってはちょっと表示までに時間がかかるケースもあります。

CSVの形式等で出力することも出来ます。
被リンクが膨大なURLはCSV出力して保存しておいたほうが良いでしょう。

実際、被リンクのどこを調査するか?

URLやドメイン名が獲得した被リンクを表示させることが出来ましたが、重要なのはここから被リンクの何を評価して、それに対してどういう施策を行うか です。

そもそも被リンクチェックの目的は?

被リンク調査の目的は人それぞれあるかもしれませんが、ここではSEO対策の外部要因について調査することを目的とします。

SEOの内部要因・コンテンツSEOというのも検索順位を決定するうえで重要な指標となりますが、被リンクの外部要因も並んで重要なSEOの指標となります。

勘違いされがちなのが、被リンクは多ければいいというのではなく、「品質」も重要であるということです。
よく被リンクはウェブサイトの「人気投票」であると例えられますが、1リンク=1票ではない事は明白で、好ましくないサイトからのリンクであればSEO効果どころかマイナスの評価を受けるケースも少なくありません。

こういうわけで被リンクを一つひとつ精査していく作業が必要になります。
そして、悪質な被リンクが発覚した場合、サーチコンソールでリンク否認などといった作業を行うことになります。

Googleサーチコンソールでもリンク否認の記事はこちら

結構勘違いしてる人が多いこととして、どんな粗悪なリンクでも無いよりはマシと考えている、いわば、チリも積もれば…という人です。

リンクのパワーは絶えず増減しているので、粗悪なリンクや手抜きの人口リンクは無いほうがよっぽどマシです。

リンクの質が悪すぎると場合によっては手動ペナルティを受けてしまうか、そうでなくても検索順位に甚大な悪影響をもたらします。

リンクはリンクでも内部リンクも大事

外部リンク調査という本題からそれてしまいますが、リンクはリンクでも「内部リンク」もSEOに影響を与えるのでしっかり設計しましょう。
内部リンクでのSEO内部対策は低リスクで効果も見えやすい施策です。

SEOで上げたいページにサイト内リンクを集中(パンくずなどを使って)させる方法ですが、今となっては外部リンクより費用対効果は高いと言っても過言ではない施策なのでこちらも忘れずに実践してください。

被リンク調査で見なくてはいけない主な箇所

被リンクを細かく精査していく作業に入りますが、具体的にみるべき箇所は下記のような箇所になります。

ahrefs被リンク分析で見る箇所

被リンク一覧のページで一つひとつ精査する際、まず見るべきなのは

  1. アンカーテキスト
  2. 参照元URL
  3. リンクを受けているページ
  4. ドメインランク
  5. URLランク

の箇所になります。

①アンカーテキスト

アンカーテキストはリンクのテキスト部分が何になっているかです。
リンクを獲得していればアンカーテキストは何でもよいわけではなく、SEOに影響を及ぼすものとなっています。

例えば、サプリメントのサイトにリンクが貼ってあってもアンカーテキストが「プラモデルの作り方」では不自然です。
同時にアンカーテキストがそれっぽく正しそうに見えたとしても、参照元サイトが全く関係ない業種のサイトであれば人工的なリンクであることは明白でNGです。

②参照元URL

参照元URLは、どんなサイトからリンクを獲得しているのかを調べるときに役立ったり、DR(ドメインランク)、UR(URLランク)が高いページからリンクを受けているか調査するときの指標になります。

③リンクを受けているページ

リンクを受けているページを調べることが出来ます。
順位に好影響や悪影響を受けている場合、リンクが原因と考えられるときは、リンクを受けているページごとに切り分けて調査する必要があります。

④ドメインランク

ドメインランクは1~100の独自スコアでこの点数が高いサイトから被リンクを受けているほど、SEOに好影響を与えるとされていますが、上記でも説明したように、スコアだけではなく、実際にナチュラルで獲得したリンクなの科を目視で確認するほうが良いでしょう。

追記:
2018年2月現在、ドメインレーティングの大幅なアップデートによりスコア値がかなり変動しています。
参考にするのは落ち着いてからのほうが良いでしょう。

⑤URLランク

URLランクも同様に1~100の独自スコアですが、そのURLがどれほど価値のあるページなのかを測る指標で、SEOに影響のあるとされる指標です。
ドメインランクと似ていてどちらを見ていいかわからない人はこのURLランクのほうを見るべきでしょう。

スコアだけを見るのではなく

DR・URのスコアを参照すること自体は問題にはなりませんが、それだけを過信することは無く、実際に参照元サイトを訪問しサイトの品質を確かめたり、発リンクが不自然なものでないかチェックすることは被リンク調査に大いに貢献します。

また、中古ドメインの査定等で現在調べているサイトをリアルタイムで確認できない場合、インターネットアーカイブのウェイバックマシーン(無料ツール)のスクリーンショットを活用することで、被リンク調査で好ましくないものを見逃してしまう可能性を大きく減らすことも可能です。

インターネットアーカイブ(ウェイバックマシーン)
ドメイナーには必須の無料アーカイブ保存サイトの記事も書いていますので、よかった読んでください。

被リンクはSEO対策で今でも重大な指標の一つなので、数やスコアだけに頼りきらずに目視調査や目利きが出来るようにセンスを磨きましょう!

調査して満足するのではなく、リンク否認やナチュラルリンクを獲得するための努力も忘れずに!

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