SEOで集客メディアやアフィリエイトを目的としたサイトを設計したり、作ったりするときに僕の場合は「ミニサイト」が主要となります。

大規模なメディアはPVやアクセス数だけ見れば立派ですが、狙い通りのターゲットにアプローチできて集客に特化するかと言えばそうではありません。

サイトのアクセス数が10万でも1万でもコンバージョン数が同じなんてこともあります。

コストをかけて大規模メディアを作る前に「ミニサイト」戦略・戦術も知っておいてください。

ミニサイトとは?

ミニサイトとは、その名の通り小規模~中規模のジャンルやキーワード特化サイトのことを言いますが、ミニサイトという言葉の使われ方は結構曖昧です。

僕の定義で言えば、ページ数は30~50ページくらいのメインキーワード1点を上位表示させることに特化した専門サイトです。

ミニサイト定義(自分なりの)

  • 30~50ページ
  • 目標となるキーワードを1つだけ意識
  • 6か月後に検索結果の1ページ目にランクイン
  • リリース後の更新は最小限に
  • メイン集客はSEO

明確な決まった定義があるわけではないですが、僕はこのようなサイトのことをいつも言っています。
このミニサイト戦術は「アフィリエイト」に取り組む際によく使うやり方です。

ミニサイトの設計方法

ワードプレスでも何でも構わないのですが、設計で大事なことは最初からゴールを意識して設計することです。

ミニサイトのキーワード選定

ゴールというのは狙ったキーワードで検索エンジンで10位以内にランクインした場合、どれだけのアクセスが獲得出来、そのうち何%がコンバージョンに至るかということです。
シミラーウェブ等のマーケティングツールを使うことで上位ライバルサイトを分析し、目標の目安を作ることが出来ます。

この時、キーワード選定する際のポイントとして以下のポイントを注視してください。

  • サジェストキーワードが豊富
  • ページ数勝負になっていない事
  • 下層ページでランクインしているサイトが多いと比較的狙いやすい
  • 検索ボリュームが最低でも月300以上はある
  • 出来るだけ単体ワードで考える
  • 検索したときの上位のドメインパワー

要は競合調査をして難易度、コスト、得られるリターンのバランスを考えることです。
ドメインパワーは思わぬ落とし穴で見落としがちなので注意です。

エイチレフスなどのツールでドメインパワーやエイジ、被リンクについても調べておきます。

キーワード選定はキーワードプランナーのボリュームだけを見るということはしないほうが良く、先述したように少ないボリュームでもコスト回収できるくらい購買意欲の高いキーワードはたくさんありますので。

ミニサイトのコンテンツ作成

メインキーワードを押し上げるためにサジェスト網羅は当然で、それだけではなく独自目線でのコンテンツも配置します。

情報の網羅性が大事で、どこよりも詳しく書く(日本一の良記事になるように)ことが重要です。

広く浅くではミニサイトのメリットが全く活かせないので細かいサジェストも取り扱うようにします。

内部リンク設計に時間を割く

決められたページ数で戦うミニサイトの場合、内部リンクはSEO上でもコンバージョンを増やすためにも最重要と言っても過言ではありません。

SEOで検索エンジンから集める(入り口)とアフィリエイトリンクで離脱してもらう(出口)を明確に意識して内部リンク導線を敷いてください。

記事に必ず固定でアフィリエイトバナーを入れるなんてことはSEOの評価を下げるだけで、成約にも至らないことが多いです。

内部リンクはメインワードでSEO対策したいページとアフィリエイトリンクで落とし込みたい1ページに集約させましょう。
SEO対策したいページというのはメインキーワードで上位を目指しているページのことですが、ミニサイトの場合はトップページになるように計画することが多いです。

キーワードは狭い範囲で特化させるのでSEO対策はぜひTOPページで行うことを推奨します。

セールスは基本1ページで行うのが良い

サイトで売りたい商品にもよるので、一概には言えませんが、
基本的には落とし込みページは1つに集約させてクロージングするようにしましょう。

サイトにいくらアクセスを集めることが出来たとしてもセールスのページが良くないと実利は生み出せません。
落とし込みページというと、画像やイラストを多用したいわゆるLPのようなページを想像するかもしれませんが、別にテキストでも訴求して多くの売り上げを出した例はいくつもあります。

それに、セールス記事ばかりだと読み手も嫌がりますしね。

ミニサイトの目標設定は6か月計画

ミニサイトは永続的に更新しない簡潔型のサイトなので、目標をはじめから設定します。

僕の場合は、リリース後「6か月」を達成期限にします。
6か月以降で成功する場合もあるのですが、6か月にしないでダラダラ続けると再現性が無くビジネスの計画が立てられないからです。

6か月後に狙ったメインキーワードで狙った順位以上を達成させます。

検索順位チェックはGRCを使ってメインキーワードと、主要サジェストを大体10~20ほど登録していることが多いと思います。

ミニサイトのメリット

ミニサイトを集客の戦術にするとどのようなメリットがあるか紹介します。

成功失敗が早く判断できる

SEOのメリットも後述しますが、僕が最大のメリットに感じることは「成功失敗」の判断がハッキリと、それも早い段階でわかることです。
ただ何も考えずにダラダラと記事を追加してどれかのキーワードで上位表示出来ればOKというスタイルでは無く、始めから1つのキーワードという明確な目標があるため順位が付かないなんてことがあれば、すぐに修正もしくは撤退することが出来ます。

ビジネスとしてサイト作りに取り組む場合はこの判断が早いほうが良いです。

専門性が高くノイズが少ないのでSEOに強い

専門性が高い特化サイトがSEOに有利であることは多くの人が知っていますが、無駄が無い ということもスピード感をもって上位表示させるには大事な要素です。
ミニサイトは決められた記事数で勝負するので不必要な記事は生産させれにくく、このことがSEOにも有利に働きます。

再現性が高い

何とか目標達成をした場合は、小規模なサイトであるだけに流用が効きやすいのがうれしいところです。
アフィリエイトに限らず再現性のあるビジネスは成功しやすいです。

ところが大規模サイトになると、そう簡単に次のサイトへ移ることも出来ないですね。

こういった意味ですは、リスク分散としてもミニサイトは優れていると言えます。
Googleのアルゴリズム変動でいくつかのサイトが飛んでもミニサイトをたくさん保有していれば収益がゼロになることはそうそうありません。

別に大規模サイトに鞍替えしても問題ない

キーワード一点狙いでサイトを始めてみて結果、もっと多くの売れるキーワードで上位表示できたという例が過去にありました。

そんなサイトはさらなる拡大を狙って、少しずつ対策キーワードを増やしていって大規模メディアに鞍替えしても問題ない(これはこれで技術が必要ですが)のです。

逆に大規模メディアからミニサイトに縮小させるほうがよっぽど難易度が高いと言えるので、ミニサイトで始めることのメリットと言えますね。

じゃあミニサイトは完ぺき?デメリットは?

ミニサイトは効率的なやり方だと思いますが、デメリットとしてはページ数勝負のクエリだとなかなか勝ちにくいという点でしょうか。
ページ数勝負の傾向が強いキーワードやクエリで数千というインデックスボリュームを持つサイトに50ページで挑むのは少々分が悪いかもしれません。

例えば「新宿 居酒屋」のようなキーワードだと居酒屋を探しているユーザーのために膨大な飲食店データベースを持つ食べログなどのほうが有利だったりするので、この場合はミニサイト戦略は不向きかもしれないですね。
どうしてもミニサイトで勝負するならボリュームが激減してもさらに1語追加して「新宿 居酒屋 個室」などに絞ったほうが良いでしょう。

もう一つのデメリットとしては1サイトの資産価値が大きくは育たないという点でしょうか。

稼ぐ ということに特化しているミニサイトは多くの人が知る大規模有名サイトにはなかなか育たないので、そういった意味では1サイト1ブランドとしての資産価値はそれほどないでしょう。
資産価値という見方をするならたくさんのサイト群をネット上の資産価値とみることも出来ますが。

中級者におすすめなミニサイト

ミニサイト量産で初心者から稼ぐ人もいますが、SEOやキーワード選定で躓くことも考えられるので、初心者の人はあまりマーケティングを意識しないで雑記ブログのように始めるほうがお勧めです。
雑記ブログでも継続更新していくことで、上位表示できるキーワードや売れるキーワードというものが分かってきますので、それを武器にミニサイト生産に移っていくのがベストだと思います。

さらに上級者ともなれば、僕の言う30~50ページなんてものでなく、15ページほどで狙ったキーワードを上位表示させてしまう人もいるので、キーワード選定が上達すればサイト作成スピードやコストもどんどん効率化されてさらに収益が伸びていくことでしょう。

もしあなたが初心者~中級者ならば、それほど難しくない商標ワードや複合ワードで確実に上位表示できるように6か月間で挑戦してみてください。

1つ上位化に成功すると自信がついてモチベーション維持しながらミニサイト作りが楽しめると思います。