インターネットアーカイブ(archive.org)の「ウェイバックマシーン」を使いこなすことが出来るとドメインの品質調査や過去の運用履歴の確認が可能になり、役に立つ場面も多いでしょう。

インターネットアーカイブウェイバックマシーンは無料で使用でき、無料ツールの中でも有用性が高く覚えておきたいツールです。
そんなウェイバックシーンの使い方や活用方法について紹介します。

ドメイン査定に使える

中古ドメインの使用経験がある方なら使う機会も少なくありません。
使用しようとしている中古ドメインの過去の運用履歴を調べたり、アダルトジャンルなど好ましくない業種のドメインかどうかチェックするのに使用します。

新規ドメインだと思っても結構な確率で中古ドメインです

新規ドメインを取得したつもりでも、結構な確率で中古ドメインです。
まあ、気にしない人は気にしないのでしょうが、念のため取得前に見ておくと良いでしょう。
※中古ドメインだからダメというより、スパム履歴が無いかのほうが心配

ドメインの過去をチェックする際のポイント

中古ドメインを導入予定であれば、以下のポイントをチェックすると良いでしょう。
(新規ドメインであっても一応チェックすることをお勧めします)

  1. まともなサイトかどうか
  2. 中国語・ロシア語・アラビア語・ペルシア語は回避
  3. リンク集は避ける
  4. 3nn・4nn・5nnがあまりに長い間あったら避ける
  5. ドメインパーキングが長すぎる場合避ける
  6. サテライトサイト利用されていたら避ける
  7. 外国語であっても少しも意味が分からなかったらやめとく
  8. 運用履歴が多すぎる

まともなサイトかどうか

「まとも」かどうかは見る人の価値観で変わるので、定義は無いですが、あきらかにデザインがおかしい等、犯罪に使用されていたかと疑われるようなサイトだったドメインは取得や購入はするべきではありません。

言語

中国語・ロシア語・アラビア語・ペルシア語のドメイン全てが悪質であるということではありませんが、ほかの言語に比べて圧倒的に悪質なスパム利用が多いのと、そうでなくても英語などの言語に比べて調査が困難だったりします。
であれば、調査対象から落としてしまってももっと良いドメインはたくさんあります。

リンク集

このリンク集は結構曲者で、あからさまな人口リンクを構築してSEO価値を高めようとしているだけあって、いろいろなツールでチェックしてもハイスコアが出てよいドメインだと勘違いしてしまいます。
これらは、リスクが高すぎるし、もっと悪質な場合は中古ドメインの販売価格を吊り上げるために業者が人口リンクを構築している可能性もあります。

3nn・4nn・5nn

1回目の運用履歴が素晴らしかったとしても、その後301ステータスや4系5系エラーがあまりにも長すぎた場合、そのドメインのSEO価値については疑問です。
このステータスコードの確認方法は後述します。

ドメインパーキング

GoDaddyなどのアフターマーケットで販売中のドメインの多くはパーキング画面ですが、この期間が長すぎる場合(3か月以上)だとそのSEO価値に疑問を持つべきです。
中でもリダイレクトを伴うような広告のドメインパーキングを避けるべきなのは言うまでもありません。

サテライトサイトだった場合

一見良いドメインに見えても残念ながらサテライトサイトで汚染されたドメインは結構あります。
サテライトサイトと言ってもその実態はただのサイトですから、全てがダメなわけではないですが、ペナルティに当たってしまう可能性が高くなってしまいます。

内容が少しも理解できなかった運用履歴

多くの中古ドメインの場合、過去の運用履歴は外国であるため完全に理解することは難しく、仮に出来たとしても膨大なドメインリストがある中で調査にリソースを割くのは困難です。
軽く見てみて少しも理解できない運用履歴のドメインは切り捨てても構わないでしょう。

運用履歴の切り替わりが多すぎる

ドメインの歴史が長ければ、数回の運用履歴の切り替わりは仕方ないでしょう。
しかし1年で1回以上運用サイトが切り替わっている場合、SEO上何らかの問題を抱えいる可能性もあります。
そのようなドメイン名は回避するべきでしょう。

ステータスコードもチェックしよう

基本的な活用方法は過去の運用サイトを目視でチェックすることですが、ステータスコードのチェックも可能となっております。

カレンダービュー

ウェイバックでドメイン名を入力し、まずカレンダービューにいくつかのドットが出てきますが、以下のような意味があります。

私たちは、特定の日のために、個々のウェブキャプチャ、または複数のWebキャプチャに関連したドット、およびリンクを、色。ブルーは、クローラが関連捕獲のためになったWebサーバーの結果コードは、2NN(良い)だったこと。緑はクローラは、ステータスコード3nn(リダイレクト)を得たこと。オレンジは、クローラがステータスコード4NN(クライアントエラー)を得たこと、そして赤は、クローラが5NN(サーバーエラー)を見たことを意味します。時間のほとんどは、あなたはおそらく、青い点やリンクを選択することになるでしょう。

https://archive.org/about/faqs.php参照

ステータスコードがエラー状態で長すぎるようなドメインはSEO的にもマイナスな場合があるので要注意です。

ウェイバックマシーンまとめ

主に中古ドメインの査定で見るべき箇所を紹介しましたが、ウェイバックマシーンは面倒な登録などもせず、捜査知識が無くても活用できる便利なツールです。
中古ドメインであっても新規ドメインであっても取得する際はこのツールにかけてみるようにすると思わぬ失敗をしないで済むようになります。

僕が10000個以上のドメインを見てきて

中古ドメインの世界に入ってみると、一つのドメインでもものすごい種類の使われ方をしていることがあります。

最初はアメリカの個人ブログ→ドメインパーキング→海外アダルトサイト→海外リンク集→海外偽ブランドサイト→日本のサテライトサイト、、、などと言った粗悪な履歴で固められたドメインを手にしてしまわぬようウェイバックマシーンを使いこなすための方法を知っておきましょう。

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https://archive.org/ (※外部リンク)