検索エンジンから流入してきたユーザーはどのようなキーワードで調べて、その結果、自分のサイトに流入しているのかを調べる方法としてGoogleサーチコンソールの「検索アナリティクス」を使用します。

狙ったキーワードはアクセスに貢献しているのか、狙ったキーワードで流入が無い場合、どう改善していくべきか方針を決める際に非常に役立つWEBマスターツールです。



検索アナリティクスの見方

まずは具体的な分析を始める前に項目を確認しておきます。

サーチコンソール検索アナリティクス画面

  • ①クリック数(どれだけアクセスに貢献しているか)
  • ②表示回数(検索結果でのインプレッションした回数、出現回数)
  • ③CTR(クリックされる確率)
  • ④掲載順位
  • クエリA(集客に最も貢献)
  • クエリB(意図せずアクセスに貢献している)
  • クエリC(サイトのメインキーワード)

参考例の画面ですが、このようなデータが一目でわかります。
最低でもこの画面はこまめにチェックしておくと良いでしょう。

仮に売り上げにつながらない無意味なクエリだけでアクセスを稼いでいるなら、別のクエリで狙うべきだし、意図しないクエリでサイトのアクセスを支えていて、新しい発見があるかもしれないです。
また、検索ユーザーのニーズが思わぬキーワードだったりとサイト設計時にはわからなかった「気づき」というのも見つかります。

キーワード選定のスキルが上であればあるほど、狙ったクエリがこの画面の上位に連ねているはずです。

もしキーワード選定に自信がないなら、事前に調べることも大事ですが、実際に蓄積された検索クエリを分析して、集客できているクエリはさらに伸ばし、集客できていないクエリは改善案を作成することが出来ます。

どのキーワードも平等にみるのは絶対だめ、属性を理解する

クリック数やCTRは多ければ多いほど基本的に良いことなのですが、「キーワードの属性」というものを無視するのはダメです。

キーワードの属性は主に3つあります。
僕の場合は大きく3つに分けているだけでもっと細かく分けている人もいると思います。

僕のキーワード分類は以下の分け方です。

  • GOワード(行き先決定済み)
  • DOワード(やること決まってる)
  • KNOWワード(上記の2つ以外、調べたいなど)

GOワード

GOワードは最も説明が簡単です。
例えば、
「ヨドバシカメラ」「〇〇市役所」「スターバックス」
などのように、行きたいウェブサイトが決まっていてURLを直接入力するがごとくアクセスしたいユーザー意思です。
商標ワードなんかもこれに含まれることが多いです。

DOワード

DOワードはしたいことが決まっている検索ワードです。
例えば、
「○○美容室 予約」「水 通販」
などのように、購入意欲が高いワードが多く、アフィリエイトサイトやECサイトにとってはクエリによっては取りこぼしはしたくないワードです。
裏を返せば、競合はうじゃうじゃいるわけです。

KNOWワード

これは上記二つ意外ですが「調べたい」意欲があるワードで、3つの属性の中で9割ほど占める検索ワード・検索クエリになります。
基本的な傾向としてはすぐに制約するようなキーワードではなく、知りたい、調べたい、悩みを解決したいワードです。

この悩みの強いワードの中に稀に購入意欲が非常に強い「お宝ワード」が混ざっていることになり、アフィリエイターはそのようなキーワードやクエリに対してコンテンツを差し込んでいくわけです。
DOワードは購買意欲が高いのでこっちを狙えばいいじゃん、と思うかもしれないですが、よほどニッチでない限り狙うのが困難だったり、時間がかかるケースもあります。

このキーワード選定が上手にできればPPCアフィリエイトなどにも参入していくことも出来ます。

3つに大きくクエリを分類したものの、このKNOWワードの攻略こそがSEOやアフィリエイトの命題となるケースが多くなっています。

さて、話をサーチコンソールの検索アナリティクスに戻します。

サーチコンソールで改善が必要なキーワードをCTRと表示回数をもとに見つける

サーチコンソールの検索アナリティクスで改善が必要なキーワードを探す方法を紹介します。

例えば、表示回数順の大きい順に並び変えると公のようなクエリが見つかりました。

クエリ例

例として2つキャプチャしましたが、どちらもこんなに表示されているのにクリックされていない!という状況です。

では即時改善するかと言えば、違います。

ちょっと待ってください。

もしこのクエリが上記で話したGOワードだった場合、CTRは低くて当然なのです。

極端な例を言えば、

仮に「Amazon」というキーワードで2位をとれたとして、多くの人はアマゾンでショッピングしたいと予想されることからCTRは低くなります。
全てのキーワードを平等に評価してはいけないというのはこう言ったことです。

KNOWワード、DOワードでCTRが良くなかった場合、改善が必要になりますが、クエリのCTRが悪い要因として一般的に考えられることは

  • タイトルが悪い
  • ディスクリプションが悪い
  • 記事が古くなった
  • 内容が悪い

などです。

いくつかの要素を挙げてみましたが、多くのケースでタイトルが最適化されてないケースが多いので適切なタイトルに変えてやる必要があります。

タイトルタグの変更は必要以上に怖がる必要はないですが、検索順位が下がる恐れもありますので、よく考えてから実施するようにしてください。

もう一つここで気を付けてほしいことは、いかにクリックしたかうなるタイトルをつけても、相応のコンテンツが用意されていないなら、間もなくクリックされなくなり、離脱率も高まり、最終的にSEO検索順位も下降するので、釣りのようなタイトルをつけるのはやめておいたほうが無難です。

サーチコンソールを見てPDCAサイクルを回せばよい方向に

サーチコンソールの検索アナリティクスはとてもSEOやコンテンツマーケティングで重要な指標です。

検索アナリティクスのクエリを見て考え、分析、改善していくことで、ユーザーに喜ばれるコンテンツ作りが出来、検索エンジンにも好まれるようになり、最終的にWEBマスターのサイトのアクセスがアップするという、インターネットの質を向上させていくことに貢献します。

Googleアナリティクスでアクセス解析しかしていないというWEBマスターも少なくないようなので、このGoogleサーチコンソールの検索アナリティクスを使い倒してアクセスアップをしてください。

僕の場合はGoogleアナリティクスよりも頻繁に使うくらい重宝している「最重要ツール」と言っても過言ではありません。

サーチコンソールなしに正しい改善は困難ですし、予測や勘という不確かなものに頼る必要が出てきてしまいます。

データだけがすべて とは言いませんが、ぜひこの検索アナリティクスを使いこなしてください。