SEOに取り組むうえで検索順位の監視は必須と言えます。

既に多くのWEB担当者はこのGRCを使いこなしていると思いますが、改めてGRCでの順位監視の必要性について解説していきます。

追記:2018年3月にウェブブラウザで順位監視が出来るサービスが開始されたようです。
記事書きました!



GRCとは

GRCとは「有限会社シェルウェア」というところが運営元となっている検索順位チェックツールで、日本の順位監視ツールの中ではトップクラスに有名です。

公式サイトの「SEOツールラボ」というサイトで配布している一部無料のソフトウェアです。

Googleはもちろん、Yahoo!やBingの順位も監視・測定することが可能です。

GRCの使い方

GRCの利用を開始するには公式サイトのSEOツールラボへアクセスし、ダウンロードをしてからです。
ダウンロードを終え、軌道させたらやることは以下の作業です。

GRC
http://seopro.jp/grc/
(※外部リンク)

ツールの画面を見てみると様々なボタンがあり難しそうですが、ほとんどの作業は単純な作業で一度設定してしまえばその後やることもあまりありません。
というより、GRCの操作にリソースを割くよりも、検索順位をアップさせるSEO施策に力を注ぐべきなのは言うまでもありません。

基本的な使い方としては2つの作業だけです。

項目追加

項目追加の作業は検索順位を計測したいWEBサイト(URL)の登録と、検索順位を計測したいキーワードの登録です。

どのキーワードで登録するかと言えば、自分のサイトで狙っているキーワードのうち、メインワードとなるものや、コンバージョンに近いキーワードを探してせっていると良いでしょう。

もし、登録するキーワードが分からない場合は関連キーワードやサジェストワードなどを調べて設定すると良いでしょう。

サジェストキーワードを調べるときはGoodkeywordを使うと便利です。

順位チェック実行

「項目追加」の作業さえ終わらせてしまえば、あとは「順位チェック」の実行をするだけです。

順位チェック実行は都度クリックして実行することも可能ですし、オススメのやり方は順位チェック実行をさせるスケジュールを決めておいて勝手に実行させるやり方です。
この方法だと、時間のばらつきが無くなってデータがより正確性を増し、順位チェックのやり忘れが防げます。

ただ、注意したいことはGRCを実行させるパソコンの電源がオンになっていて、なおかつインターネットに接続していることが条件です。

日本だとあまりないでしょうが、停電や電機の瞬断などで順位チェックの計測が出来なくなる場合があるので気を付ける必要があります。

僕の場合は、作業用のパソコンとは別にGRC専用のノートパソコンを用意しています。
ノートパソコンであれば、バッテリーでも数時間は駆動するので万一の停電の場合でも順位計測が出来ます。

また、GRCの設定にもよりますがキーワードの順位測定が始まるとPCが重たくなってしまうことがあります。

以上のことから少し贅沢ではありますが、専用のバッテリ駆動するマシンを用意しておいたら良いと考えられます。

検索順位測定の目的

検索順位を測定する行為そのものにSEO効果や、検索順位アップさせる効果など一切ありません。

それなのに、何故SEO対策をするうえで検索順位を知る必要があるのかというと、大きな理由の一つとして効果測定です。

SEOをやるということは多くの場合趣味のホームページではなく、会社で行っているビジネスだったり、個人であってもアフィリエイトサイトだったりするケースが多いです。

そんな中、あなたの貴重な時間や資金を費やしているわけですから、行ったSEO施策の効果測定をすることはとても重要なことです。

ましてや高い費用を支払って中古ドメインを購入したり、バックリンク用のサテライトサイトなどを作ったりしている場合は効果測定をすることは極めて重要なことです。

雑記ブログであってもGRCで順位測定したほうが良い理由

雑記ブログでもGRCを駆使して検索順位の監視はしたほうが良いです。

雑記ブログと言えば、ロングテールを拾ったりとキーワード意識が少なくなるのはわかりますが、キーワード測定を怠ったことで失敗した経験があります。

それは、「サイトの軸」が無くなる

ことです。

サイトの軸が無くなるというのは雑記だからと言ってキーワードのSEO的な意識を無視してサイトのコンテンツや記事を量産してしまった失敗談です。

ペット関連のアフィリエイトサイトを雑記の形式で作成したことがあるのですが、SEOのキーワードの概念を完全無視して深く考えずに記事を書きまくった結果、サイトの成長速度が極めて遅くなりましたし、ペットジャンルという広すぎるジャンルのサイトで方向性を見失ってしまいました。

気が付いた時にはもう200記事くらい入っており、手放すことは出来なかったので、なんとかリライトを行い軌道に乗せました。

雑記ブログと言えどもある程度の時期からキーワード選定(雑記だから多少広くてもOK)しておけば、サイトの内容に一貫性を出て読み手にも検索エンジンにも有益なサイトにもっと早くすることが出来たんじゃないかと思います。

特化専門サイトはGRC必須

雑記ブログの失敗談を例に話しましたが、専門サイトや特化サイトは言うまでもなくGRCが必須です。

ましては通常、専門サイトはSEOキーワードありきで作るのでサイト公開とともにGRCへのキーワード登録を行うべきです。

Googleの健康アップデートのように、検索アルゴリズムの変動や影響をいち早く察知し対処できるようにするためにもGRCによる順位監視を毎日行うことは大事です。

検索順位がすべてではない

SEOerにとって検索順位のアップや改善は大きな命題であることは間違いないのですが、昨今のWEB集客は検索エンジンだけに頼らなくても出来る時代なので、ユーザーの使い勝手や利益を無視してまで検索順位を追い求めるのはナンセンスとも言えます。

ソーシャルやインターネット広告の手段も力を持ってきていますが、それでも検索エンジンからのSEOは無視できる集客方法ではないのでGRCを使って毎日自サイトの動向やポジションをチェックする習慣をつけましょう。

GRCの設定例

最後に僕のGRCの設定を紹介するので、詳しくない方は参考にしてみてください。

  • 毎日お昼12:00頃自動チェック
  • 50記事くらいのミニ専門サイトであれば、15ワードほど監視
  • 古いノートパソコンをGRC専用に常備

このような設定で、検索順位の着眼点は一か月前との比較(毎日の上下に一喜一憂しない)とキーワード全体の傾向把握です。

毎日のちょっとしたポジションの上下で一喜一憂しては疲れるので、大体一か月前と比較して結局成長したのか衰退したのかを調べます。

また、毎日見ることとしては少しの変動でも複数キーワードの傾向見てサイト全体として上がり調子なのか下がり気味なのかを調べます。

僕はこのようにGRCを活用していますが、実際に大事なのはこの検索順位チェックをしてみて、どう思って、どういうSEO対策を行うか、です。

順位が下がった場合

検索順位が下がった場合考えられることは、

  • 自サイトの評価は変わらないが、ライバルサイトが上がった
  • ユーザーがすぐに離脱したり興味がないから
  • 検索エンジンの変動やアップデート

理由が分かれば苦労しませんが、これらの要因です。

よく初心者で勘違いしているのは検索順位が下がると自サイトに問題があると思い込んでしまうケースです。
実際は自分が下がったというより、ライバルサイトの評価が上がったケースのほうが多いです。

GRCを使って検索順位チェックする際のコツ紹介

GRCで集めた順位データを眺めてるだけでは無意味です。
順位データの見方・分析のコツを紹介します。

大きく以下のような2つの目線で検索順位を見てみるようにすると良いでしょう。

ミクロ視点で検索順位分析

ミクロ的視点でSEOの成長度合いの確認のため定点観測する見方です。

これは検索語キーワードとSEO対策ページの順位の変動を毎日見るのではなく、1か月前の今日と比べて順位が上がってるのか下がっているのかを確認する方法です。

自分のサイトの評価は変わっていなくてもライバルサイトは毎日変動するので、日々順位が動くのが普通です。
毎日動く順位に一喜一憂することに意味は無いので1か月でも1週間でも構わないので一定期間ごとにSEOの成果測定・方針見直しをすると良いでしょう。

マクロ視点で検索順位分析

検索語キーワードとSEO対策ページの順位の変動を個別に見るのではなく、もっと引いてください。

サイト全体のSEOの動向を大局的に見る事も重要です。
それぞれのページが上がった下がった、何位になったという事よりもサイト全体のキーワードがどのような傾向(上がり調子・下がり調子)なのかを大局的に見ます。

SEO対策のページ単位で考えるSEOも重要ですが、サイト全体であのページを押し上げるという即ちサイト設計の方針を確認します。
GRCでは前日比で上がった下がったというのが矢印で表示されるので、毎日キーワード全体を見てマクロ視点で検索順位をチェックするということもSEOの動向を知るために効果的です。

検索順位監視で大事なこと

順位チェックだけして満足せずに、集めたデータをもとにすぐに行動に移すことを決して忘れないようにしましょう。

手を動かさないと結果はついてきません!


GRC
http://seopro.jp/grc/
(※外部リンク)