ブラックリストチェックに使える無料ツールの「aguse.jp」の紹介です。
自分のサイトのドメインの安全性の確認や中古ドメイン選定の際にaguse.jpでドメインのブラックリストチェックをすると思わぬ失敗を防止できるかもしれません。
aguse.jpの使い方
調べたいサイトのドメイン名を入力するだけで、そのサイトのいくつかの情報を取得してくれるツールです。
ブラックリスト以外にも以下のような情報の取得が出来ます。
サイトの概要
サイトの基本情報を取得しますが、それほど注視するポイントは無いと思います。
何のため紹介すると、
- 実際に表示されるサイトのURL
- サイトのタイトル
- IPアドレス
- 逆引きホスト名
- 最終更新日
- METAタグ情報
の情報です。
検出されたマルウェア
カペルスキーによるマルウェア検出が実行され、結果が表示されます。
サイト(ドメイン)の安全性を確認するうえでは見ておいたほうが良い個所となります。
このような画面で表示されます。
かなりの数のドメインチェックを行ったことがありますが、表示されたことが無く機能しているかどうかは微妙なところです。
サーバー情報
ちょっと興味深いデータとしてサーバー情報があります。
中でも同一サーバー上に置かれているサイトが見れるのは面白いですね。
自分が不正なスパム行為をしていなくても同一サーバー上で問題のあるサイトがあればSEO上もマイナスになったり、スパムではなくとも負荷のかかるサイトであれば迷惑を被ります。共用サーバーを使っている場合は一度チェックしてみると良いかもしれません。
外部と接続するオブジェクト
Googleやツイッターなど外部接続しに行っているURLが確認できます。
特に普通のサイトであれば注意してみる必要はないかなと思われます。
サーバの位置情報など
使っているサーバーの位置情報やIPアドレスが閲覧できます。
それほど見なくてもよい個所ですが、サーバーのロケーションは通信速度にも影響するので海外にサーバーを置いている人は場所を確認しておきましょう。
ブラックリスト判定結果
一番下の情報ですが、個人的にはほぼここしか見ていません。
主に民間企業等のブラックリストチェックの結果が見れる個所です。
このブラックリストに引っかかった場合、直接的にネガティブなSEOダメージは受けませんが、見る人側のアンチウイルスソフトによってはブロックされてしまったり警告が出てしまうケースがあります。
それに中古ドメインであれば警告は気持ちの良いものではありませんよね。
中古ドメインであれば結構な確率で警告ドメインが出ることがあります。
(全てがスパムではなく誤検知の場合もあるようです)
自分のドメインが悪さしていないのにブラックリストに載っているようなことがあれば、アンチウイルスソフトの会社に連絡をして解除してもらったほうが良いです。
主にWebメディア運営やSEOコンサルティングの活動を行っています。札幌在住のフリーランス。その他の活動:オウンドメディア立ち上げ/コンテンツ制作/プロジェクトマネジメント/Webデザイン/LP制作
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