生粋のSEOerのみんな。
Googleのサーチコンソールやアナリティクスを除いて「SEOツール」と言えば何を思い浮かべますか?

僕はahrefs.comというSEOツールの大ファンです(ahrefsの概要は過去記事を見てください)。
ahrefs(エイチレフス)で競合・ライバルサイトのドメインパワーを調査・分析する方法

ahrefsのライバルにあたりツールである「SEMrush」をご存知でしょうか(読み方は「エスイーエムラッシュ」)。
今回、日本の大手SEO会社である株式会社オロが日本の販売サポート代理店となってプロモーションをしているので、この機会に実際に使ってみたので実力・特徴・機能についてまとめてみます。

SEMrushとは?大筋ではahrefsと同等の機能と価格のツール

オロ社のSEMrushの製品ページ

日本でSEOerの間で比較的浸透しているahrefs(エイチレフス)と比較しても、細かな差はあるにせよ大筋で同等の機能を備えたツールがSEMrushです。
価格に関してもSEMrushとahrefsでほぼ一致します。

そもそもahrefsやSEMrushが何のためのツールなのか知らない方に向けて概要を説明します。
ahrefsやSEMrushは、サイトの被リンクを解析したり、キーワードの難易度を調査するのに使用するツールです。ahrefsやSEMrushが独自のクローラーを巡回させ、ウェブ上のSEOシグナルを解析し、SEO対策に役立てていくためのツールです。

具体的な機能としては以下のようなものです。

  • 被リンク調査
  • 競合分析・流入キーワード分析
  • オンページSEOの問題解析
  • 検索順位チェック
  • キーワード調査
  • ドメイン比較
  • PPC・SNS分析

などです。

一般の人でこういったツールを導入しているケースはほぼ無いと思われますが、SEO業者やアフィリエイター、インハウスSEO担当者であれば、使っている方も多いです。
ahrefsたSEMrushが無いとSEO対策が出来ないとは言いませんが、あるとかなり便利で施策の精度も向上する優れものです。

ちなみに、販売代理店のオロの話だと、ahrefsよりも世界では先行して展開していて、利用者数もahrefsより多いんですって。
日本だとahrefsがスタンダードに感じてしまうので、意外な小話でした。

ahrefsとの比較

ahrefsとSEMrushは比較しても違いは少ないのですが、一応要点だけピックアップして比較しました。

ahrefs SEMrush
日本語対応 中途半端に対応 中途半端に対応
価格 99ドル~ 99ドル~
日本語サポート 無し あり

SEMrushの強みの一つとしては日本の会社である株式会社オロが日本語でサポートしてくれるのがポイントですね。
実際僕もオンラインで使い方のレクチャーを受けてみたのですが、名前忘れちゃいましたが、担当の方はSEOに精通している方だなという印象を受けました。この辺りはさすが株式会社オロだなと感じます。
実際に株式会社オロがサポートしてくれる範囲は不明ですが、日本の会社によるサポートは安心ですね。

SEMrushもahrefsも海外のベンダーが開発している海外ツールなので、日本語の対応は完全ではありません。とは言え、それほど難しい単語は無いので僕は気になりませんでしたが。

SEMrushで出来ること

さて、ここからはSEMrushで出来る具体的な機能や実力を見ていきましょう。

ドメイン分析・被リンクチェック

被リンク分析
ドメイン分析や被リンク分析はSEO分析の基本中の基本ですね。
上記の画像のように自社や競合サイトのURLを入力するだけで、ドメインの状況をすぐに取得することが出来ます。
バックリンクの本数はもちろん、被リンク参照元の細かな情報まで瞬時に取得できます。


上記の画像のように被リンクの参照元サイト(ページ)のタイトルやURL、どのようなアンカーテキストで被リンクを得ているかが簡単に一覧で把握できます。

被リンクはサイトのSEOの成長指標の重要な一つですから、自社サイトや競合サイトの被リンク状況を把握することはSEOの戦略を立てる上で非常に重要なのは言うまでもありません

「被リンクが大事とは言っても、リンクなんか全然集まらないよ…。」
というご相談もよくいただきます。
たしかに被リンク獲得戦略は難しいものですが、あきらめないでSEMrushを使ってSEOで成功している競合他社の被リンク戦略を丸裸にして分析してみると良いでしょう。

以上、ドメイン分析、被リンク分析が一番頻度の高い使い方となると思います。

トラフィック分析・オーガニック検索分析・キーワードギャップ

競合サイトの流入を分析したり、どんなキーワードで流入してきているか抜き出すことが出来るので反則技のように強力です。
成功しているサイトやライバルの流入キーワードが大体わかってしまうので、自社の弱みを見つけて改善に活かすことが出来ます。
逆に自社だけの強みも見つけることが出来ますね。

キーワードギャップ」という機能を使えば、競合と自社で獲得キーワードにどのくらいの差(ギャップ)があるのか一目瞭然となります。

キーワードギャップ

ちなみにこれはSEOのみならず、リスティング広告などのPPCの分析にも活用できます。

キーワード調査

Keyword Magic Tool

ライバルが獲得しているキーワードなどを洗い出した後は、それぞれのキーワードを細かく調査することが出来ます。
キーワードの関連語を表示・グルーピングさせたり、難易度検索ボリュームも表示することが可能です。

オウンドメディアやブログなどで日々コンテンツを作り続けるようなサイトであれば必須の機能と言えますね。

検索順位チェックツールとして

検索順位チェックツールのド定番といえばGRC(ジーアールシー)を思い浮かべる方も多いと思いますが、SEMrushがあれば登録したキーワードとサイトの検索順位を自動でチェックすることが可能です。
SEOのモニタリングや保守の一環として検索順位チェックは大事な日課です。

SEOモニタリングが分からないという方はこちらの記事をどうぞ。
【SEOの保守とモニタリング】変動に慌てないために普段からやるべき事

SEMrushならただ単に順位を取得するだけでは無く、地域ごと・デバイスごとの順位が見れたり、競合サイトとの比較も出来るので高性能です。
これほど高性能な検索順位チェックでありながら自動で定期的に行われるのでチェックのやり忘れなどの心配もありません。

Position Tracking

検索順位チェックは毎日の作業なので、自動でここまでやってくれるツールがあるとかなりの業務効率化に繋がります。

【個人的にオススメ】テクニカルSEO

これはかなりオススメな機能です。
サイトの内部のSEOの課題を洗いだしてくれる機能です。内部SEOの課題とは色々ありますが、以下のような着眼点です。

  • リンク切れ・エラーチェック
  • 301リダイレクトの問題
  • サイトパフォーマンスの問題
  • タイトルやdescriptionの重複や抜け

などなど、クローラビリティの課題を洗い出してくれます。

コンテンツの良し悪しや被リンクSEOは一概に言いにくい部分がありますが、上記のようなオンページSEOやテクニカルSEOについては「やりさせすれば必ず出来るSEO対策」です。

項目によってはすごく細かく、修正が大変なSEOもあり、改善インパクトもさほど大きくないものもあります。正直面倒なところです。
つい妥協してしまいたくなりますが、ここは愚直に突き詰めていってほしいポイントです。

軽微な修正に感じるようなオンページSEOの場合でもページ数が多いサイト、たといばECサイト等であれば、長期的に見て影響が出てきます。些細な修正であってもページ数が多ければその分重要度が増してくるということを念頭にがっちり対策していきましょう。

SEMrushでは「Site Audit」という機能でサイトにクローラーを送り、内部SEOやテクニカルSEO、オンページSEOと呼ばれる項目を細かにチェックします。
ページ数が多いサイトだと解析に2日くらいかかったりしますが、必ず1回はチェックしておきたい機能です。

どちらかと言えばSEMrushの中ではサブ的な機能だと思われますが、SEOコンサルタントの僕としてはイチオシな機能です。

その他SEMrushが出来ること

僕がよく使うSEMrushの機能や活用方法について解説してきましたが、機能はまだあります。

  • リスティング広告分析
  • ディスプレイ広告分析
  • Ad Builder(広告文を作る機能)
  • Social Media Tracker(ソーシャルエンゲージメントをトラッキングする機能)

これだけ機能があると全部使いこなしている人はあまりいないんじゃないかと思っています。
SEMrushをこれから導入したり、トライアルしようと考えて考えている人も無理して全ての機能を使う必要は無いと思うので、使いたい機能からいじってみると良いと思います。

無料で本格的なオンラインデモ

トライアルや資料請求を申し込めば無料で株式会社オロの担当者による「オンラインデモ」を受けることが出来ます。
これが、ただのセールスでは無く結構本格的で実務に役立つ内容なので、初心者はもとより、上級者でも勉強になるのではないかと思います。

僕もオロの担当者にレクチャーしてもらったのですが、良い気づきが得られたので有意義な時間になったと思います(強引なセールスなどもされませんでした)。
その後もウェビナーなどで情報提供を受けられる機会が多いので、まずは資料請求してみると良いんじゃないかと思います。

SEMrushがオススメなのはこんな人

  • インハウスSEO担当者
  • SEOベンダー・SEOコンサルタント
  • ahrefs以外の選択肢を探していた人
  • 余計なたくさんのツールは不要で1個だけに課金したいと思っている人
  • 世界で多く使われているツールを使いたい人
  • 日本の会社のサポートを受けたい人

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