デザイン良し!コンテンツ良し!..でいざホームページページリリース!
おめでとうございます!
ですが、肝心のホームページへのアクセス数は0や一桁で「あれっ…」「思ったのとなんか違う…?」と思う方も少なくないでしょう。
公開直後にアクセスが無いことは正常なことですが(検索エンジンに認識されてないため)、それでもやれるSEO対策はあります。
今回はサイト公開直後でも出来るSEO対策に絞って解説します。
Googleサーチコンソールで検索エンジンに存在をお知らせする
GoogleサーチコンソールはGoogleからの流入を考えるのなら非常に重要なツールです。
「検索順位」に限ったものだけでは無く、「リッチリザルト」の管理、「モバイルユーザビリティ」や「インデックスカバレッジ」の問題などの通知を受け取ることが出来ます。
さて、サイト公開直後のSEOになぜサーチコンソールが重要なのかと言えば、「サイトマップの送信」と「URL検査」でGoogleにインデックスさせたいページを通知させることが出来ます。
URL検査はGoogleに再クロールを依頼することが出来、大きなページ更新時や追加時、もちろんサイト公開時に使うとよりインデックススピードは速まるでしょう。
ページ数が多く大規模なサイトは1ページずつURL検査していくのでは無理があるので、「サイトマップ送信」の機能を利用しましょう。
サーチコンソールの始め方
基本的にはGoogleサーチコンソールの画面の指示に従って進めば難しくないですが、
- Googleアカウント
- FTP権限
等が必要になる場合があります。
Googleマイビジネスに登録してローカルSEO強化
Googleマイビジネスとは事業主のためのサービスで「事業主名」「サービス名」などで検索した際に検索結果の特別な枠内に掲載される仕組みです。
地域名+キーワードで検索した際のローカルSEOには特に高い効果を発揮します。
営業時間、連絡先などの情報を登録すればユーザーから見ても信頼性が向上します。もちろん公式サイトへのリンクも貼ることが可能なので検索流入の向上につながります。
Googleマップにも掲載されるので店舗型の事業でローカルSEOを重視しているのならやらない理由がありません。
Googleマイビジネスの始め方
こちらもGoogleアカウントさえあれば始めるのに苦労することは無いでしょう。
基本は画面の指示に従って正しい情報を入力していくだけですが、本人確認のために電話番号あてにコードが届いたり、はがきが送付されたりと本人確認のための作業があります。
アカウント作成後に事業主用のダッシュボードに入ることが出来るので、さらに情報を充実させると良いでしょう。
プレスリリースの配信で拡散やナチュラルリンク獲得
プレスリリースとは報道機関に向けた告知・発表の事です。
記者会見やFAX、電子メールでのプレスリリースが主流でしたが、今ではネット上で比較的簡単に行うこともできます。
その反面、Web上でのプレスリリースは割と誰も簡単に出来てしまうのでプレスリリースの乱用はサイトにマイナス影響を与えてしまう可能性も0ではありません。
スパムのように内容の薄いプレスリリースを打ちまくるのではなく、事業の規模にふさわしい利用の仕方をしましょう。
しっかりとしたプレスリリースを発信すればどこかのサイトで取り上げてもらえるかもしれないですし、プレスリリース配信サイトから良質なナチュラルリンクが獲得できる場合もあります。
無料でも試せる良質なプレスリリース配信サイト
valuepress(バリュープレス)というサイトは利用者も多く実績・信頼共におすすめです。
なにより無料でも試せるので、数万円払ってまでプレスリリースを配信するのは大げさだと考えてる人にもぴったりです。
被リンク目的で利用するのは本来の趣旨と違うので推奨しませんが結果的に得られる被リンクとしては比較的高品質です。
以下はahrefsで被リンク調査した結果。
サイトリリース直後に得られるナチュラルリンクとしては貴重なものでしょう。
Woorankで基本の内部SEOをサクッと診断
以前に内部SEOに関するツールを紹介しましたが、サイト公開直後は思わぬタグミスなどがよくあるものです。
SEO評価を落とす前にサクッと診断してサクッと治してしまいましょう。
そんな時に使える優秀な内部SEOツールが「Woorank」です。
このツールに調べたいサイトのURLを入力するだけで内部SEOの改善箇所をもらえます(回数制限付きで非会員でも無料で使える)。
SEOのWoorank独自スコア(0~100)は最低でも大体50点以上は狙いたいところです。
このツールの通りにしていれば万事OK…では無いですが、基本的なSEOチェックには抜群に使えるのでおすすめです。
ちなみに私は有料契約していましたが、使用頻度がそれほど多くなかったのでトライアル利用にしました。
SNSを使って皆にお知らせ
SEOはとても時間のかかる作業ばかりですが、SNSでの拡散は工夫次第ではサイトの年齢に関係なくアクセスを呼び込むことも可能です。
SNSで話題になれば直接的・間接的にWeb上に露出されるのでやはりそのシグナルはSEOに無関係とはいえないでしょう。
私もSNS運用はどうも苦手で上手に運用できないのですが、それでもやるとやらないではビジネスの成長に大きな差が生まれるのでサイトリリースしたらまずはSNSアカウントも立ち上げてみると良いでしょう。
いきなり無名の状態からバズらせてやろう!などと考えないでまずはSNSで身近な知り合い・友人に声をかけることから始めても良いかも知れません。
サイト公開直後のSEOに対しての考え方
ブラックハットからホワイトハット、都市伝説レベルからガイドラインに明示されていることまでSEOにはたくさんの手法がありますが、サイトの段階に沿ったSEOをやっていくことが重要です。
まだ無名の昨日今日公開されたサイトで、流入が無いのにコメントが大量についていたり、疑わしいサイトから大量にリンクが送られていたりと説明のつかないようなSEOはするべきではありません。
サイトの状態・年齢・検索順位に応じたSEO対策を計画していきましょう。
これだけサイト公開直後のSEOについて話しておきながら最終的に最も重要なのは「時間」です。
時間が大抵の問題を解決してくれるので、ウェブマスターはそっと後押しするくらいで良いんじゃないかとも思います。
主にWebメディア運営やSEOコンサルティングの活動を行っています。札幌在住のフリーランス。その他の活動:オウンドメディア立ち上げ/コンテンツ制作/プロジェクトマネジメント/Webデザイン/LP制作
プロフィールページ