ウェブサイトと書籍やパンフは別物ですが、読み物としての共通点も見えてくるので、サイトの構成に迷ったらサイトを「書籍」や「パンフレット」なんかに置き換えて考えてみてください。

どういうことか?
以下で解説していきます。

どのようなサイトを作りたい?

どんなサイトにしたいかというのを考えてみてください。

紙媒体

それは、紙媒体に置き換えるとどんな感じ?

  • 文庫本?
  • 新聞・雑誌?
  • 分厚い辞書?
  • 写真集?
  • それとも薄いパンフレット
  • はたまたポスター?

自分のサイトが紙媒体に置き換えると近いものはイメージできますか?

イメージできないなら、もしかするとサイトの方向性が固まっていないのかもしれないので、まず方向性を明らかにしたほうが一貫性のあるサイト作りが出来ますよ。

種別 著者(発行者) 読書方法
文庫本 気になる 長時間
新聞・雑誌 少し気になる 気になったトピックだけ
辞書 気にならない 必要な場合だけ読む
写真集 気にならない 読書時間短め
パンフレット 気にならない 読書時間は短時間
ポスター 気にならない 読書時間は一瞬

ブログ等は文庫本のような形式が多い

文庫本

多く見かけるサイト、とりわけブログや解説サイトは通常イメージするテキスト主体の書籍や文庫本に近いでしょう。

この手の本は中身の面白さも重要ですが、その前に気になるのは「誰が書いた」のかです。

そういうわけで、ブログには「プロフィール」を設置することは読まれるコツとして有効な方法です。

さらに、文庫本の最初のページを思い出してください。
「はじめに」でこの本はいったい何の本なのか?ということを紹介してます。
ブログサイトも同様で、これは何の話題について触れたブログなのかということが訪問者に素早く伝わる工夫も大事です。

さらに、次のページをめくると目次がありますよね?
ブログサイトも同様に記事ごとに「目次記法」があると何の記事なのか?ということが伝わりやすく、記事の理解度が深まり、興味のないユーザーは早めに離脱してもらえます。

体験談系コンテンツもAさんの体験談じゃなくて、あなたの体験談が求められます。

新聞・雑誌は興味のあるトピックだけ読む傾向がある

新聞

新聞・雑誌は興味のあるトピックだけ流し読みされやすいです。

これをインターネットで置き換えるとトレンドブログやニュースサイトが該当します。

文庫本のように誰が書いたか?何が書いてあるか?よりも気になったから読むくらいで行動心理としては深いものはありません。

このユーザーに対して目次やプロフィールをアピールしても効果的ではありません。

どちらかといえば情報の権威性や信頼度をアピールするほうが読者も安心することでしょう。
(例:誰でも知ってる有名雑誌・有名サイト・引用元の提示など)

辞書や写真集は必要とされる時だけ単発で読む

辞書

辞書は必要な時だけ読みますよね?

辞書を1ページから順番に読んでいくという人は少ないと思います。

写真集も近い部分があってやはり、興味のあるタレントやモデルの写真を見ると思います。

これらは必要な時、素早く情報にアクセスできるようにサイトでは検索機能や索引機能を充実させることが訪問者の満足につながります。

辞書も誰が書いたか?なんてそれほど気にしないと思います。
無駄な個性も要りません。出来るだけ断定的な文章で書くと安心します。

著名なカメラマンは別ですが、写真集も誰が撮影したかよりも何の写真なのかが重要だと思います。

パンフレットはミニサイト

パンフレット

パンフレットはサイトに置き換えるとミニサイトに該当します。

フリーペーパーとして配られたりするのもパンフレットの形式が多いと思いますが、パンフレットはじっくり読むというより、すでに興味がある人だけが読むものです。

フリーペーパーの賃貸紹介雑誌に芸能ニュースが書かれていても無駄になります。
無駄な情報は必要ありません

ミニサイトに置き換えても、プロフィールも強調する必要は無いですし、あなたの体験や感想もあまり必要ありません。
ブログと違って、あなたの体験談じゃなくてAさんの体験談・感想で十分です。

パンフレットを読んで無意味だったら破り捨てられます。
逆に納得してもらえれば成約はしやすいという特徴があります。

この時今この人にこの情報を届けたいという心構えでミニサイトを制作すると良いでしょう。

ポスターはわかりやすい。インパクト決戦

人通り

ポスターはたった一枚の紙ですが、人通りの多いところに掲載できれば効果的です。

インターネットに置き換えればポスターはPPCアフィリエイトです。

お金を払って人通りが多いところ(トラフィックが多いところ)に一枚ものの紙(ペラサイト)を掲載します。

ポスターに細かい小さな字でごちゃごちゃ書いても誰も読んではくれません
魅力的なキャッチフレーズで惹きつけさっさと次の行動に移ってもらうべきです。

次の行動とは、ポスターだったら電話お問い合わせ、PPCアフィリエイトだったらアフィリエイトコード付きのボタンクリックです。

もちろん誰が書いたかなど気にしないですし、目次も何も必要ありません。
インパクトのあるセールスコピーで惹きつけるようにします。

紙とWEBは違うけど共通点はある

紙媒体のメディアとWEBサイトを一緒に考えるのはマズいですが、それでも人に読んでもらうというところで共通点は多くあります。

辞書の役割を果たすサイトにプロフィールで個性を出しても仕方ないですし、パンフレットのような小さなサイトで索引や目次は必要ないですよね?

サイトの在り方や構成に迷ったら、本や紙に置き換えてサイトを見直してみるとヒントが詰まっています。

ウェブサイトの歴史よりも紙媒体の書籍のほうが圧倒的に歴史が長いので紙の書籍から学ぶ最適化は「あります」。