SEO対策において僕が自分流で成功率の高いSEOの型を確立するのにかかった年月は3年ほどです。
業界には6年ほどいますが、「自分のSEO」というものを意識したのは最近3年間ほどで、今でこそ自分のモノといえるSEO対策を少しは言葉で説明できるようになりましたが、今日までSEOでは失敗の思い出のほうが色濃く脳裏に焼き付いています。

それからというもの公私ともに自分の裁量でサイト制作をする機会が増えだして、SEO対策というものに3年ほど真剣に向き合ってきました。

駆け出しのころは、先輩のいう通りにSEOのセオリーを実践するだけでしたが徐々にそのやり方に疑問を持ち始め自分でSEOに向き合ってみるという道を歩みだしたわけです。

SEO屋の駆け出し時代

SEO対策というものは答えも無ければ、時間とともにやり方が変わっていく技術です。

  • リンクの効果もわからないなんて素人だ
  • 文字数さえあれば良い
  • どこぞの社長がこう言っていた

と理論的な根拠の提示がないまま指示されたSEO対策を雇われだから仕方ないと実践してきました。

別にブラックハットSEO・ホワイトハットSEOの善悪など興味がなく区別しているわけではありませんが、Googleとのいたちごっこを演じるのは「単純にビジネスとして費用対効果の面で悪い」と常日頃考えるようになり、検索順位を上げるためのSEOから検索順位を下げないSEOというものを考えるようになりました。

3流SEOerの時代

自分の言葉で理論立ててSEOを解明するために色々な仮説を立てては検証するということを繰り返していました。

2015年~2016年ほどは本当にSEO対策が苦しく、成果も感じられないまま自信を無くす日々でした。
その時学んだSEOの失敗例をいくつか紹介します。

SEO失敗例1:文字数と記事数のボリュームで押し切る

100記事入れるのが正義。
苦労するのが美徳。
対策ページに数万字入れれば上位になる。

という声をどこから仕入れたのか忘れましたが、文字数・記事数で押し切れると信じていました。

確かに文字数・記事数である程度の順位まで持ってきやすかったですが、それを上回る文字数・記事数を持ったサイトの登場に対応することが難しく、カンフル剤にはなっても持続性は無いのと内容が長ったらしくつまらないものであれば飽きられる読まれなくなるタイミングで下降していく動きが顕著に出てきてしまったため継続的に集客をするにはこの考え方を取り去ることにしました。

これは後のミニサイト戦略につながっていくことになります。

SEO失敗例2:検索ボリュームの少ないキーワードに無関心

初歩的な失敗です。
キーワードで検索ボリュームが少ないか0に近いため表示されないキーワードを意識していませんでした。

しかし、ある程度サイトを運用していくうちに「こんなキーワードで流入しているのか!」というデータが集まりだし、検索ボリュームと集客に相関性は少ないということに気が付きました。
当然、ビッグワードと呼ばれるキーワードで上位表示することが出来ればすさまじいアクセス数が集まりますが、売上に貢献する小さなキーワード・ロングテールキーワードの潜在的な可能性への認識が明らかに欠落していたということは今ならより理解できます。

SEO失敗例3:サテライトサイトの質ばかり気にしていた

リンクSEOを否定するわけではないですが、リンク目的だけのサテライトサイトでは効果がほぼ見込めない状態になっていることは疑いようのない事実です。
リンクのSEO効果がなくなったというより、見ている範囲ではリンクを送るためだけのサイトの効果は出なくなっているということです。

リンクでSEO成果を上げるためにはシードサイトの分析やサイテーション、権威性と深く考えてリンク構築しなくてはなりません。

サテライトサイトがダメなのか?という議論よりももっと高い効果でローリスクな手法が多いのでリンク構築に構っている場合ではないというのが本音です。

SEO失敗例4:ページ単位でSEO対策しようとしていた

SEOで何をやっても成果が出なかった時代は、「サイト設計」の考え方が欠落していたのが最大の要因です。

同じクオリティのページが2つあったとして、サイト設計ひとつで明暗が分かれることが理解できていませんでした。

小規模ミニサイトであっても大規模サイトであっても基本的なサイト設計は共通しています。
サイト設計を無視し、自分が言いたいことだけを集めたサイトではSEO対策に限界があると実感として気が付くのはまだ先の話です。

点と点が線になるプチ成功体験

ある日、依頼を受けたサイト作成を行っていた時に今までの点在していたSEOノウハウが一気につながる出来事がありました。

依頼内容は明かせませんが、
■月間平均検索ボリューム320
■20記事(更新も無い)
■聞いたこともないような対策キーワード

こんな条件で案件をこなす必要があり、その日は開き直って

「こんな対策キーワードでサイト作らなきゃいけないならせめて対策キーワードで日本一充実したサイトを作ってやる」

と今思い返してみるとですが、自分流SEOサイト設計のプロトタイプのようなものを実践することで結果的に成功しました。

大きな要因としては一つの情報に特化させる、というが成功の要因なのでしょうが、この小さな成功体験が殻を破ったというか、点と点が線になった瞬間だったと思います。

結果として1位~7位ほどを4か月以上独占し、そのサジェストワードもすべて1位を独占してアクセス数も一日50アクセスという想定・目標の10倍以上叩き出しながら安定しています。

何しろ売れるキーワードなのでライバル不在というわけでもなく、検索ボリュームの割にはライバルも多かったと思いますし、元の上位サイトもSEO対策を施していたキーワードでした。

KANKAN

子供のころから良くも悪くも物事を本質から理解しないと気が済まないタイプの人間なので、初動スピードが悪いのが短所だと思っています。

まだまだSEO対策に足を踏み入れたばかり

現在はというと、ぼちぼち実績も出しつつ少しは自信を持ってSEO対策をすることが出来ていますが、もっと突き詰めなくてはならない課題もいくつかあります。

検索エンジンが在るべき姿になり、完成していくにつれSEOという言葉も忘れ去られる日も来るかもしれないと思ったりもしてますが、同時にネット集客の需要は高まっていくと思うので、他人と比べるのではなくサイトと向き合った勝率の高いSEO対策を研究していくことはまだ続けてみようと思いました。

KANKAN

このサイトっぽくないコラムだけど最近少し読まれているみたいなので調子に乗って書いてみました。