ドメインパワーの大規模サイト
VS
専門特化のミニサイト

について書きます。

ジャンル特化の大規模専門サイトが最も強いのは当然ですが、今回は広く浅くの大規模サイト狭く深くのミニサイトという両者で対決させてみることにします。

どこからが大規模サイト(ミニサイト)かという明確な数字は無いですが、主にこんな感じをイメージして話します。

  • 大規模サイトは200記事~1000記事
  • 小規模サイトは4記事~50記事

この辺りは明確な定義が無いので、区分はあいまいです。

大規模サイトとミニサイトの簡単な比較

キーワードやライバル状況によって異なるので参考程度の比較ですが、一般的な傾向としての比較です。

大規模サイト ミニサイト
強み ドメインパワー 専門性
コスト
成長スピード 遅い 速い
アクセス数 多い 少ない
ターゲット 曖昧 明確
拡張性 しやすい しにくい
更新頻度 多い 少ない

こうやって改めて比較してみると一長一短であることが分かります。

最初に結論だけ言っておくと、大規模サイトもミニサイトもどちらも戦略であり、特徴であり、扱うジャンルの広さなど、総合的に判断して決める事なので「どちらが優れている」ということはありません

これから詳細に比較していくので、これから作ろうと思っているサイトのジャンルやキーワードで判断してもらえれば良いです。

大規模サイトの特徴

大規模サイトは少なくても200記事ほどのパワーブログやポータルサイトです。
大規模サイトや雑記ブログでもある程度の大きなジャンル分けはされていますが、それほど細かくジャンル特化されていない広く浅くのサイトのことをここでは言っています。

大規模サイトのメリット

大規模サイトの最大の強みは「ドメインパワー」です。

大規模であれば勝手にドメインパワーが蓄積されるなどということでは決して無いですが、それでもページ数が多い分、アクセスが多かったり、内部リンクが多かったり、被リンクやソーシャルシェアの数の面でも優位な傾向にあります。
そういうわけでドメインパワーは付きやすいですね。
ミニサイトと大規模サイトサイトで評価が同じだとしたらページ数が多い大規模サイトのほうがドメインパワーが付きやすいです。

ドメインパワーが付いた状態とは?

ドメインパワーが付いた状態というのは、Google検索エンジンに信頼された状態というか、認知されている状態です。

ドメインパワーが付いた状態のサイトは、少々語弊がありますが、くそ記事・ダメ記事を投稿しても順位が付きますそれも結構上位からスタートです。
さらに、ジャンルから少し外れた記事であっても同様にしっかり順位が付きます。

大規模サイトのデメリット・弱点

大規模サイトの弱点は主に2つあって、
1つ目は大規模ゆえに時間やコストがかかってしまう事でしょう。
サイトが育つには時間がかかるし、時間をかけても育たないで終わってしまうサイトも中には存在します。

2つ目が、サイトジャンルが絞りにくいということです。
ページ数が多いので記事のネタがあちこち行ってしまうとサイトが何のサイトだか分からなくなって、どのジャンルでも評価が定まりにくいということです。

小規模サイトに比べると圧倒的にサイト設計は難しいです。
しかし、逆を言えばサイト設計なんてしなくても圧倒的記事数で押し通してしまうこともできます。

100万PV達成している大規模サイトはもちろん簡単にはまねできないし素晴らしいことですが、更新をストップすると短期のうちにアクセス数が数十パーセントも落ちるなんてサイトも見たことがあります。

こんなサイトは大規模サイトにしてしまおう

  • 情報の鮮度が求められるサイト
  • ターゲットが一人ではないサイト
  • アクセス数が多く必要
  • ECサイト・会員制のサイト
  • サイトの方針が明確ではない場合
  • ジャンルの範囲が幅広い
  • 膨大なサジェストワードがあるキーワードを扱っている
  • 市場規模が大きい
  • 1サイトの価値を高めたい
  • 100記事分のネタは軽く思いつく
  • サイト設計が苦手もしくは出来ない

ミニサイトの特徴

ミニサイトはページ数・記事数に明確な定義は無いものの、ここでは3ページ(記事)~50ページ(記事)ほどの平均して15ページほどのジャンルに細かく特化していて専門性の高いサイトのことを言います。
例えば「サプリメント」というテーマのサイトならば、大規模サイトですが、「サプリメント スキンケア ランキング」ならばミニサイトとなります。

ミニサイトのメリット

ミニサイトはターゲットは狭くなるものの、ピンポイントで狙ったユーザーに対してリーチしやすいメリットがあります。
また、専門性の高い無駄をそぎ落としたサイトはサイト全体で見ても何のサイトかが明確に検索エンジンに伝わるため、SEOでも上位表示がし易い場合も多いです。

SEOはページ単位で考えることもありますが、サイト全体で押し上げていくという面もあり、ミニサイトはGoogleに好かれやすいという特徴があります。

またミニであるので、コンテンツ量も少なく制作コストが少なく済みます。

サイト設計のしやすさ

ゴールが見えない(存在しない)大規模サイトに対して、ゴールが決まっているミニサイトはサイト設計の精度が高くなります。
超ビッグワードをミニサイトで攻めるのは至難の業ですが、欲しいキーワードだけピンポイントでコツコツ突いていくのに向いています

後に大規模サイトへと広げることが容易

メリットはまだあります。

大規模サイトを専門特化に作り替えていく難易度とミニサイトを大規模サイトへと広げていく難易度を比べた時、圧倒的に後者のミニサイトを広げて行くほうが難易度は低くなります。
ミニサイトでサイトを始めて行って芽が出たら大規模化していくという流れもアリだと思います。

ミニサイトはリスク分散にも

ミニサイトはドメインが別のサイト群を保有することになるので、ペナルティなどのリスクでサイトがつぶれてしまってもサイトが分散しているので致命傷を負わないで済むというリスクヘッジが利きます。

ミニサイトのデメリット・弱点

専門性の高いミニサイトは理論上SEOに強いですが、デメリットを挙げるならば、

  • ライバルが出現したらまねされてしまい、場合によっては順位を抜かれる
  • 更新頻度が少ないため、ランキングのアルゴリズム変動で沈んだ後戻りにくい
  • リピーターやファンが出来にくい
  • サイトの時価総額がそれほど高まらない
  • ビッグワードは狙いにくい

出来の良いミニサイトはその存在自体がサイト設計書になってしまうため、簡単にコピーされてしまう恐れはあります。

また会員制のサイトなどファンが付くような更新頻度のサイトにはならないため、キーワード選びの時点でサイトとしての勝敗が決まってしまうという難しさもあります。

こんなサイトはミニサイトにしてしまおう

  • メインキーワードが2語~4語など
  • ライバルが下層ページでのランクインが多い
  • 明確な詳細なターゲットが決まっている
  • 作るサイトの専門知識を有してる
  • 売りたい商品が1つだけ
  • サイト設計が得意である

強いて勝敗を付けてみるならば

先にも言ったようにミニサイトと大規模サイトは戦術やサイトの特徴でしかないので勝ち負けを決める意味は無いのですが、メリットの多さで勝敗を付けるならばスバリ

専門ミニサイト

です。

やはりメリットの多さや作業コストやリスクを総合的に見るとミニサイトが優れていることが分かります。

ミニであることが良いということじゃなく、無駄がそぎ落とされて専門性がありターゲットが明確というところで優位性があります。
つまり、専門性の高い大規模サイトは完全無欠ですが、それを言い出すと話が終わってしまうため持ち出しませんでした

何度も言いますが、ミニサイト・大規模サイトどちらが良いという考えじゃなく、これから作ろうとしているサイトの特性をよく考えて最適な戦術を使ってSEO集客してください。