WEBディレクターという職業はそれぞれの企業によって結構担当する領域が異なるものですが、共通して言えるのは、自社サイトのWEBサイトやクライアントのサイトの「ディレクション」をするということです。

これは、WEBサイト制作の指揮、進行管理だったり、企画立案などがメインとなります。
さらに実際の現場ではSEO対策についても考えなくてはならないケースが多いです。

今回は「優秀なWEBディレクターは使いこなしているSEO・マーケティングツール6選」ということで、WEBツールズセレクションで6つのツールに絞って紹介します。

こんな方へ向けた記事です。

  • これからWEBディレクターになって即戦力になるたい人
  • WEBディレクターの仕事をしている人
  • WEBディレクターという肩書はないがWEBサイト制作に関係ある人

被リンク調査・外部要因のチェック

WEBディレクターがWEBサイトのディレクションを行うにあたって、3C分析(自社、競合、顧客)をしますが、SEO対策ということで少し視野を絞っていきますと、ライバルサイトの状態をチェックするというのは新規サイト制作プロジェクトでもリニューアル案件であっても欠かせない作業となります。

あるキーワードで検索した時の検索結果の上位サイトはどれほど強いのか?
リンク状況はどうなのか?
そもそも勝算があるだろうか?

など、ライバルサイトの状況を確認します。

被リンク状況・ライバル調査に「ahrefs(エイチレフス)」

ahrefs

被リンク調査ツールは良いものが多くあります。
単に被リンクの表示が最も正確と思われるツールがこのahrefs(エイチレフス)です。

ahrefsは日本国内ではおそらくもっとも利用されている被リンク分析ツールでしょう。
機能が豊富で更新頻度も多く、ahrefsを使いこなすことが出来れば被リンクチェックはほとんど網羅できるくらい多機能で優秀なツールです。

他にも良い被リンクチェックツールはあるのですが、誰にでもオススメ出来るのはahrefsだけです。


番外編ですが、同様の被リンク調査ツールで言えばMajesticというツールも個人的には好きですが、やや中級者以上向けという印象もあります。

ahrefsの公式サイトはこちらです。
https://ahrefs.com/
基本:有料(トライアル可)

ひとまず無料版で事足りるか「SimilarWeb(シミラーウェブ)」

similarweb

SimilarWeb(シミラーウェブ)は上記のahrefsと同じようにブラウザで使うことの出来るマーケティングツールです。

ただし、被リンク調査ツールではなく、調べたい対象サイト(ライバルサイト)などのURLを入れるだけで、そのサイトのSEO集客のキーワードだったり、ソーシャルサービスの利用状況、有料トラフィックの比率、アクセス数などを知ることが出来ます。

URLを入力するだけでこれだけの情報を取得できるのですから便利なツールです。

SimilarWeb(シミラーウェブ)の有料版についてですが、僕は利用経験がありますが、価格が不透明であったり高額すぎるということがあり、ひとまず100万PVのサイトでも持っていない限りは無料版で事足りると思われます。
まずは無料版のアカウントを作ってみましょう。

SimilarWeb(シミラーウェブ)公式サイト
https://www.similarweb.com/ja

もっと詳しいSimilarWeb(シミラーウェブ)の使い方を知りたい人はこちら


自社サイト・クライアントサイト分析

続いて、自社サイトを詳しく分析したり改善するのに必要なツールを紹介します。

SEOの成長やサイトの状態を確認する「サーチコンソール」

サーチコンソールはオススメされるまでもなく導入しているという人が多いかもしれないですが、SEOの改善をするためには必須のツールです。

WEBマスターツールだから とただサイトの登録だけしている人もいるようですが、実際にはSEOやアクセスアップのためにかなり使えるツールです。
例えば、サイトにどのようなキーワードや検索クエリでアクセスがあるのかなどを知ることが可能で、このデータを使ってサイトのSEOの弱点を分析することもできます。

検索クエリはサイトの成長を測るうえでは最もスタンダードな指標になります。

具体的な使い方は以下の記事で解説します。

サーチコンソールが無いとSEO対策のための施策の精度は50%くらい下がると言っても過言ではないくらい重要なツールになります。

サーチコンソールで出来る主なこと

  • Fetch as Google
  • 手動ペナルティ確認及び解除申請
  • 検索アナリティクスの閲覧
  • 被リンク参照元サイト確認
  • 内部リンク確認
  • リンク否認

Googleサーチコンソールはもちろん無料ツールです。

検索順位確認の「GRC」

GRC

SEO集客のため検索策順位を監視することは重要です。
SEOの成果を測定するのに毎回Googleで検索するなど現実的は無いのでGRCというツールが非常に役立ちます。

GRCは1台のPCにインストールして使うソフトで、基本有料ですが一部無料で使用することも可能です。

検索順位を調べるツールとしては現時点では唯一の選択肢と言えるくらい必須度は高いツールと言えます。

GRCの記事をご覧ください。

GRC公式サイト
http://seopro.jp/grc/
無料でも使えますが制限があるので有料版推奨

美しく説得力のある企画書・資料作りに

さて、残り二つはSEOやマーケティングに直接的な関係はないですが業務を行う上で役に立つツールを紹介します。
WEBディレクターとして企業で働いていると、つまらない「資料作り」「企画書作り」という場面も少なからずあります。

そうした場面で上司やクライアントを納得させるために使えるツールを紹介します。

マインドマップで反論されない資料を作る「FreeMind」

freeMind使っているところ

資料は内容や質はとても大事ですが、実際の現場では読みやすさというものも同じくらい評価されます。

そこでWEBツールがWEBディレクターにお勧めしたいのが「マインドマップ」です。
視覚的に伝わりやすいので上手な資料を作る人は活用しています。

僕の場合は「サイト設計」をマインドマップ化して分かりやすく見せてあげるように心がけています。

マインドマップのツールは別に何でもいいと思うのですが、僕が使いやすいと感じたツールは「FreeMind」というパソコンにインストールして使うソフトです。
他にもブラウザで利用可能なマインドマップツールもたくさんありますが、シンプルな操作で気に入っているのが「FreeMind」です。

FreeMindダウンロードページ
https://ja.osdn.net/projects/freemind/
すべての機能が無料のツールです。

効率よく資料作りを捌くなら「Googleデータスタジオ」

data studio(データスタジオ)

Googleアナリティクスのデータを分かりやすくまとめた資料作りというのはWEBディレクターの基本業務のうちの一つです。

自分で一からアクセス解析レポートを作っても良いのですが、流れ作業で業務をこなせる優秀なWEBディレクターになりたいのならGoogleデータスタジオの使用を推奨します。

GoogleデータスタジオはGoogleアナリティクスやサーチコンソールと連携することでデータを取得して自由にレポートを作ることのできるまさにWEBディレクターのためだけに作られたようなツールです。

僕も使ってみてレポートの質としては定評がありますので、これを遣えるだけでも即戦力のWEBディレクターと認められるかもしれません。
もちろん一番大事なのはレポートではなく分析結果の良し悪しですが。

ツールに頼る場面が多いのがWEBディレクター

僕も含めてWEBディレクターというのは自分一人ではあまり何もできません。
多くはツールに頼ることになります。

ツールに頼るというと聞こえは悪いですが、ツールを使っても皆同じディレクションになるわけではないので分析の仕方でよくも悪くも差別される部分になります。

WEBデュイレクターとしても第一歩は適切なツールを適切な場面で引き出すための「ツールの知識」になるのではないでしょうか。